いよいよ新しいお札が発行されます。

2024年07月02日

いよいよ明日

2024年7月3日から

新しいお札が発行されます。

 

前回の発行から

20年も経ったんですね。

 

 

最近は、

電子マネーで

決済可能なお店も

増えてきたので

お金を持ち歩かない方も

増えてきていると思いますが

 

どのような方が

紙幣に描かれているのか。

 

簡単ですが

調べてみました。

 

 

 

 

 

=一万円札=

渋沢栄一

生涯に500もの企業の設立に

関与したといわれる実業家

 

=お札の裏側=

赤レンガ駅舎として

親しまれてきた歴史的建造物

「東京駅丸の内駅舎」 

 

=プロフィール=

渋沢栄一は、天保11年

(1840年)に

現在の埼玉県深谷市の

農家に生まれました。

 

幼い頃から父親に

学問の手ほどきを受けています。

従兄弟である尾高惇忠氏からは

「論語」などを学びました。

 

江戸幕府の15代将軍となる

一橋慶喜氏に仕えました。

水戸藩主である徳川昭武に

随行しパリの万国博覧会を

見学するなど、

欧州諸国を見聞し

先進諸国の社会の内情に

広く通じています。

 

明治維新以降大蔵省に在籍、

大蔵省を退任した後、

経済人として、

日本初となる銀行

「国立第一銀行

(現在のみずほ銀行)」設立

約500もの企業に

関わりました。

社会公共事業の支援

民間外交に尽力し、

「日本の資本主義の父」と

呼ばれています。

 

 

=五千円札=

津田梅子

日本最初の女子留学生の一人

女子英学塾、

現在の津田塾大学を

創立した教育家

 

=お札の裏側=

古事記や万葉集にも登場し、

日本では古くから

親しまれている

「フジ(藤)」の花

 

 

=プロフィール=

津田梅子は幕末の1864年に、

東京都新宿区にあたる

「南御徒町」藩士の

屋敷に生まれました。


当時は女性差別が強く、

生まれた子が

女の子だと知った父は

がっかりして家を

とびだしてしまった

エピソードがあるそうです。

 

父である津田仙は、

ペリー来航後に通訳として

アメリカへの使節団に参加し、

持ち帰った書籍を

4歳だった梅子に見せたそうです。

 

梅子はわずか6歳にして

明治4年に欧米視察の

岩倉使節団に参加します。

 

再渡米経て、明治33(1900)年に

私立女子高等教育に

おける先駆的機関のひとつ、

「女子英学塾」

(現在の津田塾大学)を

創設し女子の高等教育に

尽力しました。

女子教育の先駆者です。

 

 

=千円札=

北里柴三郎

世界で初めて破傷風菌の

純粋培養に成功し、

私立北里研究所を

創立した細菌学者

 

=お札の裏側=

江戸時代の浮世絵師

葛飾北斎の代表作である

「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」

 

=プロフィール=

北里柴三郎は嘉永6(1853)年に

熊本県阿蘇郡の

庄屋の家で生まれました。

18歳でオランダの

軍医に師事したことで

医学への道を志します。

 

予防医学の重要性を確信し、

福沢諭吉氏らの支援のもと、

明治25(1892)年に

私立伝染病研究所を創立し、

後進の育成を行いました。

 

医療機関「北里研究所」を

築いた医学者で

ペスト菌の発見で

知られています。

 

 

2004年、1984年と20年の

サイクルで新しいお札が

発行されてきました。

 

「一万円札の肖像は、

40年間変わらず

「福沢諭吉」が採用されました。

 

次回の新しいお札の発行は

2044年???

 

電子マネー化は

これから益々進んでいくし

 

高齢化社会

労働人口も

減少傾向

次回はあるのかなあ〜笑

藤の花